成分ガイド
尿素クリームにはどんな効果があるの?
尿素は肌の天然保湿因子の一部です。低濃度では保湿し、高濃度では硬くなった皮膚をやわらかく薄くします。そのため顔用クリームにも、かかと用クリームにも使われています。
ポイント
- おすすめの肌
- ひどい乾燥や粉ふき、ざらつく腕や脚(毛孔性角化症)、かかとやひじ
- 一般的な濃度
- 保湿には2〜10%、ざらつきには10〜20%、硬いかかとやたこには40%
- 使うタイミング
- 1日1〜2回、入浴後に
- 相性のよい成分
- セラミド、グリセリン、ヒアルロン酸、乳酸
- 注意点
- 高濃度を顔、傷口、ひび割れて荒れた肌に使わない
尿素とは
尿素は、肌の最も外側の層で水分を保つ天然保湿因子(NMF)の成分のひとつです。乾燥肌やアトピー性皮膚炎では、肌の尿素量が少なくなっています。化粧品には、合成された純粋な尿素が使われます。
肌へのうれしい効果
低濃度の尿素は保湿剤として水分を肌表面に引き寄せ、バリア機能を支えます。濃度が上がると角質をやわらげる作用が強まり、古い角質どうしの結びつきをゆるめて、硬く粉をふいた肌をなめらかにします。そのため、ひどい乾燥、毛孔性角化症、かかとのひび割れ、たこなど目的に応じて濃度が使い分けられます。
使い方
5〜10%の尿素クリームは、入浴後の少し湿った肌に顔や体に使います。腕や脚のざらつきやブツブツには10〜20%の製品が効果的です。25〜40%の尿素クリームは硬くなったかかと、ひじ、爪まわり専用で、顔には使いません。
注意点
荒れた肌やひび割れた肌、湿疹が悪化しているときは尿素がしみることがあります。その時期は低濃度のシンプルな保湿剤に切り替えましょう。高濃度のものは顔や敏感な部位に使わないでください。尿素は肌にもともとある成分なので、妊娠中の使用は一般に安全とされています。
よくある質問
尿素クリームは顔に使える?
5〜10%の顔用製品なら乾燥肌に安全に使えます。かかと用クリームなど20%以上の製品は顔に塗らないでください。
10%と40%の尿素クリームの違いは?
10%前後は保湿し、ざらついた肌をやさしくやわらげます。40%は角質をやわらげる作用が強く、かかとやたこなど硬くなった部分専用です。
尿素クリームがしみるのは普通?
ひび割れや荒れた肌では少ししみることがあります。強くしみる、または治まらない場合は使用をやめ、低濃度の製品を試してください。
このページは一般的な情報であり、医療上のアドバイスではありません。皮膚の病気がある方、妊娠中の方、常用している薬がある方は、新しい有効成分を始める前に皮膚科医に相談してください。
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