ガイド
化粧水の役割と、本当に必要かどうか
欧米のトナーはもともと、石けんの残りを落とし肌を「引き締める」ための、アルコールの多い液体でした。今の化粧水の多くは、肌をうるおす、落ち着かせる、あるいはやさしく角質ケアする軽い液体です。絶対に必要なステップではありませんが、目的に合わせて選べば肌にしっかり役立ちます。
スキンケアでの位置づけ
化粧水は必要?
結論から言うと、必須ではありません。現在の洗顔料の多くは肌に近いpHなので、「pHを整える」ために化粧水を使う必要はなくなりました。ただ、化粧水はうるおいの追加、肌を落ち着かせる成分、定期的でおだやかな角質ケアを手軽に取り入れる方法になります。
シンプルにしたいなら、化粧水を省いて美容液や保湿剤に進んでもかまいません。使うなら「何のために使うのか」を意識すると、合った製品を選びやすくなります。
化粧水の種類
- 保湿化粧水:グリセリン、ヒアルロン酸、ベタインなどの保湿成分で洗顔直後の肌をうるおします。乾燥肌・インナードライ肌に
- 鎮静化粧水:パンテノール、ツボクサエキス(シカ)、アラントイン、オーツ麦エキスなどで、敏感肌や赤みが出やすい肌に
- 角質ケア(酸配合)化粧水:グリコール酸、乳酸、サリチル酸を含みます。ごわつき、くすみ、脂性肌に。実質的には角質ケアアイテムです
- エッセンス(導入液):化粧水よりややとろみがあり、有効成分の多い保湿液。韓国コスメでは化粧水のあとに使います
購入時のチェックポイント
- 成分表の最初のほうにアルコール(エタノール、alcohol denat.)がないこと。乾燥肌・敏感肌ではとくに
- 敏感肌なら香料、メントール、精油が入っていないこと
- 酸配合化粧水は濃度が明記されていること。最初は低濃度から
- 肌に合った目的:乾燥肌には保湿、脂性肌にはおだやかな酸、敏感肌には鎮静成分
使い方
洗顔後、化粧水を数滴手のひらにとり、顔全体に押さえるようになじませます。コットンに含ませてやさしくふき取る方法もあります。保湿化粧水は肌が少し湿っているうちに使うと効果的で、2〜3回重ねづけするのが好きな人もいます。
酸配合化粧水は週2〜3回の夜から始め、肌が慣れてきたら少しずつ回数を増やしましょう。酸配合化粧水を使う夜は、レチノールなどほかの強い成分を重ねず、翌朝の日焼け止めは必ず塗ってください。
コットンを使うと軽いふき取り効果がありますが、製品の一部がコットンに残ります。保湿化粧水は手でハンドプレスするほうが経済的です。
よくある間違い
- 脂性肌に、肌を「キュッ」とさせるアルコールの多い化粧水を使う:肌が乾くほど皮脂が増えることがあります
- 酸配合化粧水を朝晩毎日、ほかの酸と一緒に使う
- 化粧水を洗顔料の代わりにする
- 化粧水のあとの保湿を省く
よくある質問
化粧水で毛穴は引き締まる?
毛穴を永久に小さくすることはできません。サリチル酸などの成分は毛穴の詰まりを取って目立ちにくくする助けになりますが、アルコール化粧水の引き締め感は一時的なものです。
化粧水とミセラーウォーターは同じもの?
違います。ミセラーウォーターはメイクや汚れを落とすクレンジングです。化粧水は洗顔後に使う、うるおいや有効成分を与えるケアのステップです。
化粧水は朝と夜、どちらに使う?
保湿化粧水や鎮静化粧水は朝晩どちらでも使えます。酸配合化粧水は主に夜、週に数回使います。
ローズウォーターは化粧水の代わりになる?
純粋なローズウォーターは軽くさっぱりしていますが、保湿成分や有効成分は多くありません。また香料やアルコールを含む製品もあるので、敏感肌ならラベルを確認しましょう。
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、医学的なアドバイスではありません。皮膚の病気がある方、妊娠中の方、日常的に薬を使用している方は、新しい製品を使い始める前に皮膚科医や薬剤師に相談してください。
あなたに合うアイテムは?
いくつかの質問に答えるだけで、肌質と目的に合わせた朝と夜のスキンケアを、3つの予算プランでご提案します。
スキンケアを作る